IoTとユビキタス
2015.05.14(Thu)
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最近よくIoTという文字を記事で目にします。
IoTとはInternet of Things、「モノのインターネット」という意味で、
モノが人を介さず自動的にネットにつながり、データを渡したり受けたりすることで、そのデータを元に人が何かアクションしたり、モノ自体が自主的に変化したりなど、大きな可能性を持った技術で、現に海外では順次具現化されてきている技術です。
数年前、こういったことを「ユビキタス」って言いませんでした?
IoTとユビキタス、何が違うの?ってなりません?
で、調べてみました。
考え方としては、モノがネットワークにつながるという意味では概ね同義で、細かく言うと、
・ユビキタスはモノにコンピュータを組み込むのが前提
データ通信(インターネット含む)によりそのモノが取得する情報を利用する
・IoTはあらゆるモノをインターネットにつなぐ、あとはユビキタスとほぼ同じ
という違いがあるようです。
ここ数年でネットへの接続技術や通信手段が格段によくなったのと
モノ自体は多量のデータ通信をしないため、
ナローバンドでの接続でよく、使用帯域が少なくすむなど
ネット接続が前提になっても現実的な技術になってきたので、
ユビキタスではなく、IoTという言葉がメインとなってきそうです。
最近いろいろ出ているIoTの技術は
大抵データをモニタリングして取得しデータをなにがしかに活用する流れになっていますが、私がおもしろいなーと思ったのはこれ。
ブレスレットのデザインをアプリを通して自由に替えられるというもの。
ネットへの接続媒体はPC、携帯、ウエラブルデバイス、そしてなんでもない「モノ」にも広がっていきます。
ネットありきの生活が当たり前になってきて、
とても便利になっている反面、
何も考えない人間になりそうでこわいですわ・・・
I love Sons & Beer, -I-