コンテキストをくみとり、商品のターゲット層を連想するステップ

アフィリエイトをしていると、サイトのターゲットがどんな人物かや、そのターゲットがどんな悩みをどういう状況で抱えているのかという部分をとにかく想像します。

同じ商品を見ても、商品に全く魅力を感じない人もいれば、喉から手が出るほど欲しいと思う人もいたりと、商品に対する感じ方は様々。そうした人物像が見えてくると、「こういう人にはこういった訴求で商品のことを魅力的に感じていただけるのではないだろうか?」と戦略が具体化します。

今回は、ある悩みを解決する商品に対してどんなユーザーが考えられるかを連想するステップを紹介します。

お客様の心理・状況を見える化 ターゲット連想法 -商品購入の背景を考える-

今回の登場人物

江口 明日香 江口明日香
悩めるネットショップオーナーたちへ商売の心得を説き、Webマーケティングの手法を駆使しながら、苦境に立つネットショップを次々と繁盛店へと導く、とある制作会社の敏腕Webディレクター。
制作部 T 制作部 T
アフィリエイト好きの制作部T。最近はコンテンツを作る力を養おうと奮闘しています。ミラーレス一眼を買い、これからはカメラ旅も趣味になりそうです。

最近よく、「コンテンツよりもコンテキストを大事にしなさい!」といった記事を見かけます。「これからはコンテンツだ!メディアサイトだ!」と言われる中、「コンテキストって何ぞや?」と思う方も多くいるのではないでしょうか。

コンテキストとは?

文脈や背景となる分野によってさまざまな用例がある言葉であるが、一般的に「文脈」と訳されることが多い。文脈により「脈絡」、「状況」、「前後関係」、「背景」などとも訳される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/コンテクスト

んー、コンテキストって難しいですね、明日香さん。

文脈って言われましてもねぇー(笑)

そうね、この言葉って奥が深くて難しいわ。

じゃあ、このサイト、見てもらえるかしら?

ACコンセント付モバイルバッテリー MPC-CAC11400 BK

日立マクセル、ノートPCも充電できるAC給電コンセント付きモバイルバッテリー

http://www.maxell.co.jp/consumer/mb_battery/mpc_cac11400/

おぉ!これってUSB出力だけでなくて、コンセント出力でも充電できるモバイルバッテリーですか!

へぇ、これを買うと、外出先でSurfaceのバッテリーが無くなっても充電できるんですね。しかもUSBもあるからスマホも。外出先でSurface使うこと多いからSurfaceでも充電できて持ち運びやすいバッテリーが欲しかったんですよね。

…って、あれ?何でこのサイトを?

ふふっ、単純ね、あなた。あなたのコンテキストに合った商品を紹介させてもらったの。

あなた、よくあちこちSurface持ち歩いて作業をしているみたいだし、SurfaceのバッテリーってWi-Fiに繋いでいると意外となくなるの早いでしょ?

だからあなたには、スマホだけじゃなくてSurfaceの充電もできるバッテリーが良いと思ったのよ。

ちょ…、冗談抜きで欲しくなりましたよ!

うまいなぁ、明日香さん…(笑)

今のは簡単な例だけど、こうやってお客さんの心情・思考・状況を考えると、その人に合ったモノ・サービス・コンテンツを提案しやすくなるわ。

単純に検索キーワードをボーっと眺めていてもダメ。頭で考えないと分からないことなのよ。

訪問客のパターンを連想する

サイトに訪問してきたユーザーには、人それぞれのコンテキスト(考え・悩み・背景など)があるということ。

  • どういった状況だから
  • どういった悩みがあって
  • どういうことを考えているから
  • その悩みをどうしたいのか?

こうしたコンテキストは深堀りしていけばいくほどキリはないですが、例えば、アフィリエイトに当てはめてザックリと訪問客のパターンを連想してみます。

1. ○○に「悩んでいる」か「悩んでいないか」で区別

まずは、その商品に効果が見込める”悩み”に対してお客さんが悩んでいるか、悩んでいないか、で区別することが出来ます。

  • ○○に悩んでいる人
  • ○○に悩んでいない人

手順1. 「悩んでいる」 or 「悩んでいない」

2. 悩んでいる人の中でも状況は様々

「悩んでいる人」の中でも状況は様々です。次のように分類できるでしょう。

  • 紹介したい商品Aのことを知っている人
  • 紹介したい商品Aのことを知らない人

手順2. 商品を「知っている」 or 「知らない」

3. 紹介したい商品Aのことを知っている人も4分類できる

「悩んでいる」→「紹介したい商品Aのことを知っている人」と辿っても、今度は商品Aに対してどういう状況にあるかでまた4種類のユーザーに分かれます。

  • 商品Aを既に買った・申込んだ人
  • 商品Aを欲しいと思っている人
  • 商品Aを買おうか迷っている人
  • 商品Aを欲しいと思っていない人

手順3. 商品を「既に買った」 or 「欲しいと思っている」 or 「迷っている」 or 「欲しいと思っていない」

4. 考えられるパターンを挙げていく

こうして、考えられるパターン・組合せを作っていくと、組合せによって、その状況にいる人がどういったことを考えているのかがザックリと見えてくるはずです。

紹介したい商品・サービスだけでなく、競合となる他の商品・サービスを組み合わせていくことで膨らみます。

補足. 他の商品との組合せで、より細かく

こうやって機械的に挙げていくだけでも、結構な数になりますね!高校数学の「組合せ」みたいですねw

さらにお客様の状況・気持ちをイメージするために、あなたも見たことがあるサイトを使うわ。

お客様の生の声・悩みが集まった場所といえばQ&Aサイトね。

Yahoo!知恵袋 – みんなの知恵共有サービス

みんなでつくる便利でうれしい知恵の共有サービス。参加している方がお互いに知恵や知識をQ&Aやノートで共有できるサイト

http://chiebukuro.yahoo.co.jp/

あ、そっか!

さっき作ったパターン・組合せに具体的な生の声・悩みを当てはめていくと、人物像がよりハッキリしていきますね。

作成したパターン・組合せに具体的な悩みを当てはめる

そう!あなたが紹介したい商品にまつわるユーザーを具体的にイメージすることが大切なの。

繰り返すけれど、商品を買う人はそれぞれ状況も考え方も違うのよ。

その商品を買うコンテクストは様々

ユーザーのコンテクストに合ったコンテンツを

何かしようとすると決まってひしめくライバル達。アフィリエイトでもそうですが、商品レビューを探すと、必ず似たりよったりなサイトが強弱ひしめいています。

どんなビジネスに必ずライバルたちの中で勝負していくためには、単に「コンテンツを増やせばファンが増える」、「とにかくコンテンツ!コンテンツ!」と闇雲に記事を増やすよりも、差別化をしていくことが大事だと思っています。

今回のステップで挙げた数だけ、あなたの商品にはターゲットが考えられる…「じゃあ、そのユーザー1人1人にどういったシナリオ(記事・コンテンツ)を用意してあげれば、その人の心に響くだろう」と考えながら企画する作業は大変ですが、とてもやりがいがありますね。

ユーザーの価値観に合ったコンテンツを

機械的にキーワードを眺めるのではなく、こうしたユーザーの意図に敏感になる力・連想する力を養っていきたいですね。