沈金体験

コロナもずいぶん落ち着いてきて、人が集まるイベントも
盛んにおこなわれるようになってきてますね。

先日クラフトマーケットへ遊びに行った際、以前から興味のあった
漆器の沈金装飾体験というのを見かけて参加してきました。

体験できるのは金箔を固着させる部分だけなので、意外と簡単に行うことができました。
ちょっと様子を紹介します。

      

最初に沈金用の文様が彫られている部分に漆を塗る作業を行います。
漆を丁寧に塗り広げることで、金箔がしっかりと固定される土台が作られます。

漆を塗布した後は、金粉をまぶします。
漆と同様に、全体的に塗り広げる感じです。

最後に、まぶした金粉をティッシュで丁寧にふき取ります。
こうすることで、余分な金粉が取り除かれ、文様の溝に細かな金粉だけが残り、模様がより鮮明に浮かび上がります。
手間をかけてこの作業を行うことで、装飾の精緻さが際立ちます。

完成です。


作った漆器は持って帰ることができました。
どう使うか悩みますね。

余談ですが、後日、漆に触れたことが原因で少しかぶれてしまいました。
作業時に手袋はしてたんですが、それを外すときに手首に少しついてしまっていたようです。
今度機会があれば、その辺も注意しようと思います。