先日から本格的に母親にパソコンを教え始めています。きっかけは、母親が某パソコン教室のチラシを見て問合せをしていたことに始まります。
電源の入れ方から分からない母に贈った入門書
これまでパソコンに触れたことのない母はもちろん、電源の入れ方から分からず、マウスの扱いもままらない状態。口頭だけで教えるのは不可能と思い、いくつか入門書を選んで読んでもらうことに。
入門書には、ここまで説明するかとばかりに、イチからの基礎解説。まずは、どうしてパソコンを使う必要があるかの説明から入り、インターネットについて、マウスの操作の仕方…と丁寧です。
ページ左上のレッスン番号が、ページを進むごとに増えていってレベルアップしている感じが良いですね。母もページが進むごとに達成感を実感しているようです!(笑)
パソコンに触れるきっかけは人それぞれ
みなさんがパソコンに初めて触れたきっかけは何でしょうか?僕の母は、僕が家でアフィリエイトサイトを作ったりWord、Excelで文章・データを作っている姿を見て、自身も「いつか学ばなければいけない!」と思っていたそうです。
「教える」って意外と難しい
今回、パソコンのことを何も知らない母に対してマンツーマンで教えているわけですが、「教える」って意外と難しいですね。
いくらこちらから伝えることは出来ても、それが相手にしっかり伝わって理解してもらえているかは別です。
「オトナ相手の教え方」という本には「教え下手」についてこう書かれています。
「教え下手」とは
- 高圧的
- 威圧的
- 説明が早い
- 声が小さい
- なにを言いたいのかポイントがわからない
- 教わる側の気持ちをわかっていない
- 説明が雑
- 専門用語を多用する
- 一方的に話をして終わってしまう
引用元 : オトナ相手の教え方
「教わる側の気持ちをわかっていない」、「一方的に話を終わってしまう」は、特に僕も気を付けています。
僕も11年前にパソコンに触れ始めたときの頃の気持ち、当時こういうところが分からなかったというのを思い出しながら、母の心境を分かろうとしています。相手のペースに合わせるって大事だなぁって実感します。
続いて「教え上手」についてはこう書かれています。
「教え上手」とは
- 物腰が柔らかい
- 説明がていねい
- ポイントが明確
- こちらの気持ちをわかってくれる
- なにがわかっていないかを把握したうえで教えてくれる
- こちらの話も聞いてくれる
引用元 : オトナ相手の教え方
教えることって難しい!でも、教えることで初めて学ぶこともたくさんありますね。
教える側も教わる側も焦らずに
僕の中で母に対する目標があって、母には出来れば1ヶ月くらいでガツーンとマスターしてほしいですが、“相手のペースに合わせながら”焦らずに教えていきたいと思います。それこそ1年くらいの長さでみないと、と思っています。
ちなみに、入門書の最終章「レッスン49」は「写真をCDに保存しよう」という題目でした。このレベルになると、少し慣れてきた母の姿が想像できます。